カウンセリングは傾聴か?

私はカウンセラーです。

カウンセラーなので、カウンセリングとはなんぞや・・・
と尋ねられたら
自分なりの「カウンセリングとは」をお話しすることができますが

「ではコーチングとはなんですか?」
と尋ねられたら
「それは私には詳しくはわかりません」と答えると思います。


私はカウンセラーとしてカウンセリングをしていますが
コーチとしてコーチングをしていたことがないからです。




よく

「カウンセリング = 傾聴 である」
「カウンセラーは自分の考えをクライエントに伝えることはしない」

という言葉を目にしたり耳にしたりするのですが
カウンセラーとしてカウンセリングをしている自分自身は
なんだかとても違和感を感じます。


傾聴だけでどんどん良い方向へ変わっていかれる方もいれば
傾聴だけではカウンセリングにならない場合もあるのです。


でも、「傾聴」することをしなかったら
カウンセリングにはなりません。

これはたぶん、カウンセリングであろうとコーチングであろうと
ベースに傾聴があることは
一緒なのではないかなぁ・・・とも感じています。


「傾聴」というのは技法ではなくて
カウンセラーやコーチなどの相談業務に携わっている人たちの
基本的な姿勢のことを言うのではないかなぁ・・・と思っています。




受容・共感することと、
これはこの人の人生であるのだから
自分の価値観や物事の見方、とらえ方は脇に置くということと、
傾聴することを
ごちゃまぜに考えてしまうと

「カウンセリング」 = 「ただ聴くのみ」 = 「傾聴」

ということになってしまうのかもしれません。

そうなると、なんだかとても不自然でぎくしゃくしたやり取りが
カウンセリングの中で起こったりしてしまうのですよねぇ・・・(^_^;)


受け身で傾聴?しているだけでは
ほとんどの場合カウンセリングにはならないのではないかとも
思っています。

実際には 「傾聴しながら」
質問したり、お話しを伺って、その方の全体を感じさせていただいて
自分の感じたことをお話ししたり
体の自然な反応のことなどの情報提供をさせていただいたり
例えばこんなのはどうですか?・・・と「道具」をご提供させていただいたり
本当にいろいろなことをしています。





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私は「カウンセラー職人」として仕事をしていこうと
思っています。

職人ですから、自分の持っている道具や技を磨いて
お客様に提供させて頂いて、満足していただくことが仕事です。

職人ですから
提供させていただいた道具をその方自身に使っていただくのが
仕事です。

道具を使っていただいた結果
お客様がよりよく生活していただけるようになったことで
「いい仕事をしたなぁ」
と、思えることが本望なのです。


だから、いい職人になれるように
この先もずっと修行していかなくては。
道具をもっともっと磨かなくては。



でも、これはあくまでも自分自身のカウンセラー像であって
きっといろいろなカウンセラーの在り方があるのですよね。






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それから、
最近友人に立て続けにこんなことを聞かれました。

「○○さん(私のこと)はカウンセラーさんですよね?
 ということは、例えばここまでの相談は友人として聞けるけど
 ここからはカウンセリングになるよ・・・っていう線引きみたいなのは
 あるんですか?」


そうかぁ・・・
そんなふうに感じる人たちが、自分の周りにいたりするんだ(*_*;

と、知って少し驚いてしまいました。


普通に友人同士で相談に乗ったりするときの自分は
カウンセリングをしているわけじゃないので
当然カウンセリング料金なんて頂けるはずがありません(^^ゞ

もちろんカウンセリングをしてほしいとご希望があれば
カウンセラーとしてカウンセリングとしてお話しを伺います。



でも、そうかもしれないなぁ・・・

「カウンセリングは人の悩みごとを聴くこと」
という言葉だけだと
カウンセラーという職業を持った自分が相談に乗ったりすると
カウンセリングになっちゃうんじゃないか?
だったら、カウンセリング料金が発生するんじゃないか?

なんて思ってしまうのもムリはないよなぁ・・・(^_^;)


ちょっと、他の友人たちにも聞いてみようかな・・・?




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そうそう、カウンセラーは聖人君子ではありません。
カウンセラーも立派な人の子。
親子喧嘩や夫婦喧嘩も日常茶飯事です(^^ゞ

今日は先ほど名古屋の実家の母のところに行ってきたんですけど
本当に久しぶりに、親子喧嘩になってしまいました~

ムカついた私は
車を運転しながら
「私は絶対歳とってもあんなクソババァにはなるもんかっ」
なんて悪態付きながら帰ってきたんですけど・・・


帰宅してから、なんとなく罰が悪くなってしまって
母に電話してみました。

そしたらなんと涙声ではないですか~

電話口で謝ったら
「だったら今度来た時はもう少し優しくしてよ
と言われてしまいました・・・(^_^;)


前だったら、母も意固地になって
「もう絶対ここへは来るな!!」みたいになってたのに。


あ~、やっちゃったな~
母はさびしい中ひとりで踏んばっていたのに
私はほんとにひどい娘です・・・


息子にもたまに
「お母さん、よくそれでカウンセラーなんてやってるよな!!」
と言われてしまって
絶句することもたびたび・・・



娘として、母親として、反省しよう~(T_T)






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この記事へのコメント

キング?カズ
2010年06月10日 20:05
職人って表現、重みがありますね。確かに1度プロのカウンセラーになってしまうと簡単に相談に乗ったり、受けたりできなさそうな気がします。例えば友人とカウンセラーとの線引きが難しそうです。お金はらわなければいけないとか。
僕も傾聴というのはただ相手のことを否定せずにただ聴くだけだと思っていました。最近学んだのは自分の感じたことを相手に素直に伝えることがもっと大事だということです。その方が相手に誠意が伝わると思いました。
2010年06月11日 13:09
>キング?カズさん

カウンセリングと相談は似ているようで違うものなので、それが自分の中にストンと入っている今は、線引き?は出来るのですけど
でも、友人・知人の側にしてみたら「どこからがカウンセリング?」みたいに、相談内容や相談の深刻さ…で線引きされるんじゃないか?…と思ってしまうのも、ムリはないですよねぇ…(^_^;)

カウンセリングとはどんなものか…というのが、世間的にも業界?的にもまだまだ曖昧な部分がたくさんあるからなのかもなぁ…と思ったりもしています。

お話をお聴きして、自分が何かを感じているのに
それを全く触らずに進めようとするから、不自然・ギクシャク…になってしまうのでしょうねぇ。
でも、「自分は今こんなふうに感じている、と自分でちゃんと分かっていること」と「感じていることを相手にそのまま伝えること」はまた別のお話しだったりして…(^^ゞ

だからこそ、学んだり修業したりしていかないといけないんだなぁと思います。